この記事ではパーソナルジムを開業するまでの4STEPを紹介します。
ジムの開業の特徴として、仕入れやその他の管理費が少ないため、月々のランニングコスト(支出)は多くありません。
しかし、物件が必要であることと、内装や器具など高額な初期費用があります。
店舗ビジネスではお決まりではありますが、初期費用は高額になります。
そのため多くの人が開業時に自己資金と合わせて融資を使用します。
パーソナルジムの開業において、初期費用をまかなうために融資を利用するケースが多くなります。
実際に私も開業の際に政策金融公庫の新創業融資制度を活用し1000万円の融資を利用しました。
今回は『融資を受ける場合の開業ステップ』をご紹介します。
【STEP1】 事業計画書の作成
まずは融資を受けるための準備として事業計画書を作成します。
事業計画書とは、融資先にジムを開業するためにお金がかかるという事実を伝える役割、またジム事業が収益性があり、返済能力があることを試算表として提示する。
このように、「開業の準備をしてきました。、開業後もうまくいく見通しがあるので、融資をしてください。」と開業の現実味と熱意を伝える書類が事業計画書です。
ゼロカラでは融資前の準備をプロの公認会計士を共に行います。プロが介入することで融資実行率は大きく変わります。私は公認会計士と伴走したことで希望融資金額の満額である1,000万円の融資を受けることができました。
実際に私が開業したタイミングと同時期に2人の友人がジムの開業を試みましたが必要分の融資を受けれず1人は辞退し、1人は開業後、運転資金不足で廃業しました。少ないお金での挑戦は精神的にも現実的にも苦しい経営を強いられます。
初期段階ではお金は多ければ多いほど成功確率を高めることがわかります。
【STEP2】 テナント内見・仮申し込み、内装見積もり、器具の見積もり
事業計画書の作成には
・どこで開業予定なのか?
・なんでお金が必要なのか?
その証拠が必要になります。
まずは場所です。契約予定のテナント情報が記載されている書類、または仮契約書。そこには家賃、管理費、契約期間、初期費用などが書かれています。物件ありきのビジネスなので物件情報が必要になります。物件契約の初期費用や試算表に必要な家賃が明確に決まっていないといけません。
次に内装費用です。実際に内装業者さんに問い合わせて、見積もりを作ってもらいます。その見積書が設備投資として必要な金額の証拠になります。
最後にマシンや備品です。
想定される備品のそれぞれの金額がわかるものが必要になります、見積書や商品カタログなどです。
これらのお金が必要な証拠を揃えて行きます。
私の場合は1000万円の融資を希望しました、その内訳は設備投資600万円、運転資金400万円の合計1000万円です。
設備投資は内装、450万円、物件初期費用130万円、器具・その他備品費用でした。
運転資金は家賃20万円、人件費30万円合計50万円の8ヶ月分です。
【STEP3】 物件契約、内装開始、器具の搬入開始
上記までは融資に向けての準備です。
ここからは融資後、実際に開業に向けての準備に入ります。
まず最優先は物件の契約です。仮申し込みから本契約に進み初期費用を支払いテナントに入ります。
その後はすぐに内装の開始です。
ほとんどのケースは2〜3週間で完了となります。
同時進行で、備品を揃えましょう。
しかし、このタイミングではマシンなどの物理的に動かしにくいものや大きいものは内装の邪魔になってしまうことがあるためタイミングを検討しましょう。
特にトレーニングマシンは大きいだけでなく、移動も大変なため内装の終了時期以降の到着にしましょう。
【STEP4】 備品設置・完成
内装が完了したら器具や備品を揃えてあなたのジムが完成します。
融資の申し込みから始まり、ジムの完成までは最短で約2ヶ月です。
いかがだったでしょうか?少しジムの開業イメージが出来ましたでしょうか?
今回は開業までのステップをご紹介させて頂きました。
STEP1 事業計画書の作成
STEP2 資料集め(仮申込書・見積もり書)
STEP3 内装、備品搬入、購入開始
STEP4 マシンの搬入、完成
この流れで、最短約2ヶ月でトレーナーから、ジムオーナーになる事ができます。
私は、ジムの開業をしてたくさんの幸せを感じています。
開業前は不安でしたが、勇気を持って一歩踏み出したことで人生は大きく好転しました。
1人でも多く、挑戦する人をサポートしたいと思っています。
ゼロカラそんなあなたのためのジム専門の開業支援サービスです。
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